40代・会社員 M様

1.どのようなご相談でカウンセリングを受け始めましたか?

当初は、「仕事を続けるのが苦しくて辞めたいのに、辞めるのが怖い」という、自分でも制御不能な激しい矛盾を解決したいという切実な思いからでした。半年以上もの間、毎週月曜日は在宅ワークのPCの前で朝一番から手が止まってしまい、仕事に向かう気力を振り絞ることができず、ただ時間だけが過ぎていくことに絶望していました。日々「目の前のタスクをこなして今日をやり過ごそう」と必死でしたが、その理由のわからぬ強いストレスに「何かがおかしい」と強く感じ、先生を頼りました。

2.受ける前は、どのような回復や変化を期待されていましたか? また、実際に変化した後の回復や生き方と違いがあれば教えてください。

これまで約15年間、キャリアコンサルティングやコーチングを受けてきましたが、手法が表面的なものに終始し、自分の本質に向き合う手応えは一度もありませんでした。当初は「仕事の悩み」の整理を期待していましたが、実際のプロセスは、生い立ち、特に母親の知的障害・発達障害的特性や虐待環境という、最も向き合いたくなかった苦しみと深く対峙する、想像を超えたものとなりました。

変化を象徴する大きな出来事は、マネージャーとの交渉です。これは単なる条件調整ではなく、私を長年支配していた「サバイバルモード(緊張と我慢)」を終了させ、「自分を大切にしながら社会と関わる」という新しい生き方へのシフトを意味していました。以前の私は「布の服と木の棒」で戦うような無防備な状態でしたが、先生から授かった「人と自分は対等である」という「たいまつ(武器)」を手に、へつらうこともなく自分の意思をフラットに伝え、自らの手で「快適さ」を選択できるようになりました。

3.カウンセリングの中の言葉で、あなたを変えたものは何ですか?

先生の言葉は、私にとってRPGの魔法のような力を持っていました。特に「あなたはもう、安心していいんですよ」、「(安心のある家庭を)作っていますよ」という言葉は、私に安全基地があることを確信させてくれました。また、「緊張しない時間がないから、緊張していることに気づけなかった」という指摘は、自分の過緊張状態を客観視する鍵となりました。さらに、「もっと快適になれるんじゃないか」という提案は、「我慢」と「他人の期待に応える生存戦略」しか知らなかった私の世界に、「自分を大切にする」「自分は他者と平等である」という、人生で初めての視点を与えてくれました。

4.ご自身が変化した中で、何が一番うれしいと感じますか?

「私にとって快適な毎日」を知り、それを今の家族と共有できていることです。

一つは、雨の日に転んで膝をすりむいた息子に、ただ5分間、批判もアドバイスもせず「大変だったね」と気持ちを寄せられたことです。かつて私が親に欲しかった共感を、今、自分の手で息子に与えられているという事実に、深い救いを感じました。

もう一つは、息子とイチゴを食べた際、そのみずみずしさと甘さに「人生でこんなに美味しいものを食べたことはない」と衝撃を受け、涙が溢れたことです。それまで「砂のようにじゃりじゃりしたもの」だった食事が、自分のために「美味しい」と思える感覚とともに彩り豊かになったことは、何よりの喜びです。

5.カウンセリングの中で、戸惑いや苦しさを感じたことがあれば教えてください。 また、今振り返って、その苦しみをどのように感じていますか?

過去の凄惨な環境や、母親が「私の気持ちを理解できなかった」という事実に直面した時は、嗚咽するほどの悲しみと絶望を感じました。睡眠障害が悪化し、心身ともに削られる時期もあり、非常に苦しかったです。

しかし今振り返ると、その苦しみは「自分を知り、過去から離れるために必要なプロセス」でした。先生と過去を「味わい深く」見つめ直したことで、親との境界線を明確に引き、自分を縛っていたものから解放されることができました。

6.カウンセリング中、あなたから見たカウンセラーはどんな人でしたか?

義達先生は、暗いダンジョンを攻略するための「たいまつ」や「魔法」を授けてくれる賢者のような存在です。私が言葉にできなかった微細な感覚を的確に言語化し、家族(夫と息子)や主治医とともに、私の人生における「最強の安全基地(サポーター)」になってくださいました。先生が私の変化を自分のことのように喜び、肯定してくださる姿勢に、どれほど勇気づけられたかわかりません。

7.どんな人にカウンセリングを勧めたいですか?

「義達先生を、最後のカウンセラーにしてください」と伝えたいです。私のように、多くの支援を受けてきても「どこかこれじゃない」という違和感を抱えてきた方にこそ、ぜひ先生とのセッションを持ってほしいです。

先生は本物の傾聴を貫き、決してクライアントの話から逃げません。スキル不足で話を回避したり、別の解決に転換させたりすることのない圧倒的な度量を持った方です。余計なアドバイスも感情も挟まず、ただそこにいて、深く安全に自分自身と向き合わせてくれます。そして、自分を安心させ、自由に楽にしてくれる「術」を与えてくださる先生です。


※ ご本人の許可をいただき、掲載しております。